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こんにちは
スタッフの佐藤聖史です。

以前に、自動運転のトラックが導入され始めているニュースを取り上げた記事を書きました。

運送業界に革新!?自動運転のトラックに関するニュースを見てみましょう!
こんにちは スタッフの佐藤聖史です。 自動運転のトラックというものが徐々に普及する気配がありそうですよ。 自動運転といっても人...

今回は、自動運転のトラックが導入されると、運送業界でどのような変化が起きるのかということについて書いていきます。

 

 

 

自動運転のトラックが導入されると、何が起こる?

 

自動運転にも人の運転を補助する自動運転と、完全に自動で運転する自動運転があるみたいですが、どのような形であれトラックの自動運転化がだんだん現実のものになってきていることがわかりますね。では、自動運転トラックが導入されるとどんな変化が起こるのでしょうか?

メリットとデメリット、今後の展望などの点から見ていくことにします。

自動運転のトラックが導入されるメリット

まずは、メリットから見ていくことにします。

フル稼働できる

言うまでもなく、時間的な制約がなくなります。ドライバーが運転する必要がないからです。

人間のドライバーは、8時間の休憩を取ることなしに1日あたり11時間以上運転してはならないと法律で定められている一方で、自動運転トラックは1日24時間近く稼働することができる。これは、米国の輸送ネットワークにこのテクノロジーを導入すれば、現状の25%のコストで2倍のアウトプットを生み出せることを意味する。
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/より

燃料やメンテナンスさえ気をつければいくらでも動いてくれる。しかも、人件費を抑えられ、人の健康面のトラブルの心配も減る。運送業に携わっている人からすればこんな理想的な話はないでしょう。

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燃費向上

自動運転にすると、人工知能によって燃費によい理想的な走り方にすることができます。

先に下り坂があるとわかれば余計な加速を避け、燃費は5%改善できるという。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO74925090Z20C14A7X11000/より

実際ドライバーは搬入・搬出期限があったりするので、なかなか燃費の良い走り方はできないものです。

そして、燃料効率の向上も考慮に入れれば、自動化によるコストの節約は大きくなる。燃料効率の観点から言えば、もっとも効率的なのは時速約45マイル(およそ時速72km)で走行することだ。だが、走行距離に応じて報酬を受け取るドライバーたちは、それよりも速いスピードで運転している。
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/より

うーん、これはすごい。コストを抑えられ、環境にもよく、時間制約もない。ハンパないですね!

安全

当然、安全です。完全自動運転の場合は人がのる必要すらなくなるわけですし、運転を補助するタイプだとしても運転手は安全確認に力を入れることができますからね。

安全面での恩恵にも相当に期待することができる。今年1年間だけでも、過去45年間の国内線の航空事故による死亡者よりも、多くの数の人々が交通事故で命を落とすだろう。それと同時に、米国において勤務中に命を落としたトラック運転手の死亡者数である、835人という数字は、その他のどの職業における死亡者数より多い。
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/より

働き方が変わる

ドライバーが運転する必要がないので、働き方は大きく変わってきます。

自動運転が実現すれば、トラック運転手の働き方も大きく変わる。ダイムラーの自動運転トラックの運転席は右に45度回転。広いスペースでタブレット型の車載画面をなぞりながら、インターネットを介して発注先や納入先との情報交換をする。自動運転中は事務作業に専念し、営業活動も可能だ。サービスエリアの駐車やレストランでの食事の予約もできる。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO74925090Z20C14A7X11000/より

これができたら運送業で働いている人は大助かりだと思いますよ。生産性は上がりますし、ドライバーの人は配送が終わった後に事務作業、ではなく、自動運転中に作業ができるわけですから。これは働き方が大きく変わるというより全く別物になりますよ!

いまは、ドライバーの年齢も上がっているので、この働き方の変化は非常に大きな意味があります。

直接的な安全面でのリスクはさておくとしても、トラックの運転手という仕事はとても体力のいる仕事で、若者が就きたがらない仕事だ。トラック運転手の平均年齢は55歳であり(そしてこれは毎年上昇している)、将来想定されるトラック運転手不足は、今後数年のうちに自動運転トラックを導入するインセンティブとなっている。
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/より

一方で若年層の運転手不足が深刻化する恐れがある。トラックの長時間運転が敬遠されがちなのはどこでも共通だ。運転手の高齢化も進んでおり、業界も自動運転の登場で「魅力的な業界になる」(独運送業界団体の幹部)と期待を寄せる。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO74925090Z20C14A7X11000/?df=2より

 

会社風景4

デメリット、問題点

さてさて、ものすごいメリットがあることは理解していただけたと思います。

しかし、この自動運転のトラックのデメリット・問題点もいくつかあるので上げておきます。

実用化するためには法律の壁がある

まずは、実用化することが一番のネックになるでしょう。現在はまだ法律の規制があるので実用化に至っていません。

残るおもな障壁は法的規制だ。高速道路で自動運転に切り替えるにしても、いまだ人間の運転よって乗り入れることができる高速道路の出入り口が必要だ。ゆっくりと走行する自動運転トラックは人間の運転手にとっては障害物になり得るので、それ専用のレーンが必要かもしれない。これらの大きなプロジェクトには政府の協力が必要不可欠である。しかし、数多くの職を消し去る可能性のある自動運転技術のための法整備に、行政機関が及び腰になるのも無理はない。
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/より

 

商用車は依然ハードルが高い。当局が、何トンものトラックの自動走行を認可するまでには至っていない。
http://www.nikkei.com/article/DGXMZO74925090Z20C14A7X11000/?df=2より

政府からの許可に関しては、現在取組中だそうです。

自動運転は無人なのか、人は必要なのか

自動運転といっても、トラックの中に人はいる必要があるのか、それとも完全に無人でいいのかというのは今一つはっきりしない部分があります。

これによって、人材の配置だったり、会社での役割が変わってきます。

 

もし、無人の場合、荷物の積みやおろしの時の人はどうすればいいのか、運転の記録はどうするかなどの解決すべき課題があります。

失業者が出る可能性あり

失業者の問題は大きそうです。

現在、米国には160万人ものトラック運転手が存在しており、29の州ではそれは最も一般的な職業なのだ。

米国の労働人口の1%が職を失うことは、同国の経済にとって破壊的な打撃となる。しかも、その副作用はそこで終わらない。ガソリンスタンド、幹線道路沿いのレストラン、運転手の休憩施設、モーテルなどのビジネスは、トラック運転手なしで生き残るのは難しいだろう。
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/より

うーん、これは考えないといけないですね。いまは、ドライバーの人口はものすごい多いわけです。もし、自動運転になると確実のドライバーの数は減ります。そうした時に、今までドライバーだった人、ドライバーに向けてビジネスをしていた人はどのように働き、ビジネスをするべきか。これは避けて通れない問題ですね。

 

こういった失業の問題は、人工知能・機械化などの話の時には必ず直面する問題なので考えざるを得ないですね。

無視できない自動運転の流れ。運動業を今後どうしていきますか?

規制の壁はあるものの、トラックが自動運転になることで得られる恩恵は計り知れません。

自動運転トラックを導入することによる恩恵は、このテクノロジーを単に禁止するには大きすぎる。陸上輸送の対費用効果が400%向上することは、人類の幸福が途方もなく向上することを意味する。大多数のアメリカ人が農地に足を着けて働いていた20世紀初頭に、トラクターや刈り取り機が生まれた。その時、もしも私たちがその機械式の農業を禁止していたら、世界はどうなっていただろうか?
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/

よく私たちは「人工知能」、「自動化」というと遠い未来の話として議論しているかもしれません。しかし、遠い未来だと思っている自動化は法律の壁を超えれば目の前の現実となるのです。

 

今回のこのトラックの自動運転のニュースはそれを教えてくれています。

私たちは人工知能やロボットによって人間の仕事が奪われることを、遠い将来に私たちがやがて直面する抽象的な問題としてよく取り上げる。だが、ごく最近に自動運転トラックのデモンストレーションが成功したことは、この新しい現実に私たちがどのように適応すべきなのかという議論を、もはや先延ばしには出来ないことを示しているのだ。
http://jp.techcrunch.com/2016/04/30/20160425the-driverless-truck-is-coming-and-its-going-to-automate-millions-of-jobs/より

当社のブログは運送業の社長さんが読んでくれています。

運送業に携わっている人であれば必ず直面せざるを得ない問題です。ぜひ、一緒に考えていきましょう。

運送業界がより良くなるために

 

 

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